ヌヴォトン テクノロジージャパン株式会社様とのリチウムイオン電池の残存価値評価の企業間連携データ基盤構築に向けた協業に関して

ヌヴォトン テクノロジージャパン株式会社(本社:京都府長岡京市、社長:小山 一弘、以下「ヌヴォトン」)とトレードログ株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:藤田誠広、以下「トレードログ」)は、バッテリーパスポート規制に対応すべく、機器搭載中のリチウムイオン電池の残存価値評価を支援する電池状態推定技術(インピーダンスやSOH等)と秘匿型ブロックチェーン技術を活用し、企業間連携データ基盤構築支援に向けた協業を開始することとなりました。

この協業により、ヌヴォトンの電池計測ソリューションと組み合わせて、モビリティ事業者様、及び、バッテリー事業者様のデータ管理需要に応えることが可能になります。
具体的には、ヌヴォトンが持つリチウムイオン電池の内部状態を測定する技術と、トレードログが提供する秘匿型ブロックチェーン技術を活用したデータ基盤が構築されることで、バッテリーパスポート規制に対応するだけでなく、電池の残存価値評価を行い、バッテリーの管理や再利用に必要十分なデータを安全に、かつ透明性の高い形で共有することができます。

※バッテリーパスポート規制は、2026年以降、EUで施行される予定のバッテリーのライフサイクルに関する規制です。この規制により、リチウムイオン電池を含む大型のバッテリーには、バッテリーパスポートと呼ばれるデータ登録が必要となります。このデータには、電池の性能や寿命、使用環境などの情報が含まれていて、バッテリーの管理や廃棄に関する規制をより厳格に行い資源循環を促進することを目的としています。

※本コラムに掲載している情報は、発表日時点のものです。