導入事例 出光興産株式会社様

出光興産株式会社 地域創生事業室
写真右より 笠井 卓也 様、畑 俊介 様

プロジェクト概要は?

鹿児島県南種子町役場、種子島空港にシステムを導入し、複数の発電設備から供給される電力を太陽光由来の再生可能エネルギーと系統電力に区別して供給します。IDEPASS・再エネチョイスによりEVユーザーは充電時に電源の由来を選択することができるようになります。

当社を選んだ理由とは?

ブロックチェーンについて専門的な知見のある方と直接やり取りできる点に魅力を感じたからです。自社開発のプロダクトのため、仕様の検討や変更の際にもスピーディーなやり取りでコミュニケーションがしやすく、一緒に働きやすいと感じました。また、第一印象から非常に真摯なご回答をいただける会社だと感じました。

なぜブロックチェーン技術を利用したのですか?

出光興産は石油のリッター売りの歴史があったので、それならばEV充電でもkWhの従量制を実現する仕組みづくりにも挑戦しようと考えました。この仕組みの計量やトラッキングの課題を解決するために、高いトレーサビリティとデータの信頼性があるブロックチェーン技術を利用しました。色々な試行錯誤を重ねながら最終的には、EVユーザー・テナントごとの再エネの選択と従量制のEV充電を1分単位で可能にするシステムへと発展しました。

当社サービスを利用してのご感想は?

製品の特徴や価格面など可視化できる部分だけではなく、スピード感や臨機応変な対応など目に見えない部分でも一緒に仕事がやりやすいと感じました。仕様を出光興産側だけで決めようとしていたら大変だっただろうと思いますが、感覚も重視したディスカッションベースで要件定義を一緒に行えたのでやりやすかったです。ディスカッション中にひらめいたり、知見をいただいたりすることで非常にスピーディに進めていくことができました。

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